四肢に障害をもって昨年５月に生まれた北海道・釧路市動物園の
アムールトラのオスタイガとメスココアのうち、
タイガが肉をのどにつまらせて急死してから１カ月が過ぎ、
懸命に生きる姿が全国に感動を与え、同園には死を悼む人からの
手紙や花束が今も絶えないそうです。

タイガは８月２５日、担当飼育係の大場秀幸さん（４５）が
２頭をそれぞれの寝室に移して食事を与え、
運動場の掃除をしていたところ、ドーンと激しくぶつかる音が
タイガの部屋から聞こえ、駆け付けると、タイガが激しくもがいていたおり、
ペンチで肉を口から引っ張り出して酸素吸入や心臓マッサージも試みたが、
息を吹き返すことはなかったそうです。

残されたココアはしばらくの間、タイガを待つようなしぐさを見せていた、とあります。

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